手紙
ものにも居場所があって
人にもきっと帰る家があって
気持ちにもちゃんと居心地のいい場所ってある
ピッタリはまって、やっとぬけたトンネル
やっとみつけた、やっとみえたこの気持ちをしまう場所
感情的でも無関心でもどうしてもあとあじ悪くて
でもなかったことみたいに消してしまわなくてよかった
なんとなくで風化させなくてよかった
やっとそのまんま認めて
私はただその価値観に答えられなかっただけのことだと
嘘の時間とかじゃなく
確かにあったその時間を否定することなく
屈折してようが相手なりの価値観で愛してくれていたことを思い出して確かに在って
ただただ私が相手の価値観に生きられなかった
愛せなかった
答えられなかった
ただそれだけのこと
脳内のわだかまりをほどくと驚くほど単純
こんな単純なことわかるまでにこんなにも時間がかかる
でもほかの誰でもないその人との時間を超えていま存在してる
色々を経験させてくれたこと
新しいわたしにさせてくれたこと
ぜんぶに感謝できた
えらそうだけど勝手に
普通の幸せ、愛情をたくさん感じて信じて
生きていってほしいと、ほんとにおもってる
新しい人生になる、これからの私へ、私のために
愛を込めて